小豆島霊場 第九番 こう しん どう
庚 申 堂

庚 申 堂

所在地 香川県小豆郡内海町苗羽甲1341
主管者 大林實温
電 話 なし
御本尊 不動明王
真 言 ナウマクサンマンダ バザラ ダン センダ
ン マカロシヤダ ソワタヤ ウンタラタ
カンマン
詠 歌 動きなき心一つをかたくして
  石のうてなのうえにこそおけ
納経所 八番 常光寺
 石段を登った少し高台の所にある札所。鐘をつっ た小さい門、正面右寄り、入母屋本瓦ぶきのお堂、 左に庚申堂がある。ご本尊は不動明王。もと内海八 幡宮の別当寺の本尊であった。八幡宮の縁起では、 延長4年の創祀と記されているが、史料などから判 断すれば鎌倉時代の頃の創建といわれる。その頃よ り別当寺のご本尊として尊崇され、明治に入ってこ の地にご本尊のみ仮安置された。
 庚申信仰は大正時代までは盛んだった。今でも「 長い話は庚申さんの晩にしよう」という。庚申の日 は集って夜通し話をするのが習慣だった。庚申は青 面金剛や三猿(見ざる、聞かざる、云わざる)をま つる。


前の札所 次の札所 心の物語メニューへ戻る