小豆島霊場 第三十番 しょう ほう じ 
正 法 寺

正 法 寺

所在地 香川県小豆郡池田町吉野280-2
主管者 英 智尚
電 話 0879-76-0003
御本尊 大日如来
真 言 オン アビラウンケン バザラ ダトバン
詠 歌 来ん世まで永き宝となるものは
    仏にみがく黄金なりけり
納経所
 寺は、宗祖弘法大師卅二世法資祐算上人萬治三庚 子年二月開山された。現在の建物は、元禄年間に増 遍上人が再建したと言う。
 御本尊は大師信仰の中心をなす金剛界大日如来像 で、五智の金銅製宝冠をかぶり胸飾をつけ胸前で智 拳印を結び結跏跌座する、檜の一木彫成像で、像高は 32.8センチの小作りながら平安時代前半の乾漆 像の名残りがうかがわれる。制作には古風な特色が 見られ、十世紀末おそらく平安後期の造立と思われ る。又本像は香川県下の大日如来中の古例の一とし て注目されるものである。脇仏に一木彫成の二天像 「持国天」「多聞天」があり、これら二天像は本尊像 に似て古風を示すが粗豪な作風の地方作であって制 作は本尊像に近いものと考えられる。
 昭和41年、香川県指定文化財となる。
建物はやや小さいが300年の歴史の重みが感じられ、 無言のうちに寺のあゆみを語っているようである。


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