小豆島霊場 第五十三番 ほん かく じ 
本 覚 寺

本 覚 寺

所在地 香川県小豆郡土庄町渕崎甲462
主管者 横山覚尚
電 話 0879-62-0333
御本尊 五大力明王
真 言 ナウマクサンマンダ バザラ ダン カン
詠 歌 くまなせる まよいの雲をはらしなば
   もとのさとりの 月はさやけし
納経所
 石段を登った右手に鐘楼がある。「水や花やさきあ ふれみちたたへ 地は青しはや清風の草の丈 空を 歩む朗々と月山とり 火よあした雪ふりさかりもえ さかる 井泉水」と鍾銘を記した木札が立っている。 そしてこの近くに「ほとけをしんずむぎのほのあお きしんじつ 井泉水」と刻まれた自然石の碑と、「夕と なれば風が出る山荘よともし火 桂子」の碑が並ん でいる。俳人の萩原井泉水が、その夫人桂子ととも に小豆島をおとずれたのは大正9年4月のことてあ った。島に20日ほど滞在し、霊場を8日間で巡拝 している。桂子夫人の碑の裏面には「我一介の遍路 となりて此の島の仏を札する云々」と記されている。 境内はよく整備され、本堂右手前には藤原竹谷の作 庭による庭園がある。庭園内の一角には茶室随流亭 があって風雅な趣をただよわせている。
 本堂は、室町時代の様式をとり入れ、気品があり 落着いた感じを受ける。縁起では、寺の開基も、ご 本尊不動明王を彫刻されたのも行基菩薩と伝えられ る。明徳年間には増吽僧正が四天王の尊像を彫刻し て、ご本尊とともに五大明王として開創した。 その後廷享年間に火災にあい堂塔を鳥有に帰したが やがて再興されたものの 昭和5年ふたたび火災の ため焼失し「現在の建物は先住職横山玄浄師によっ て建立されたのである。昭和30年に完成した一髪 観音堂が本堂裏手の台地にあり、インドの故ネール 首相をはじめ、10万人の頭髪で刺繍した聖観世音が まつられている。生地は麻生地なので約2000年の耐 久性があるという。この一髪観世音は人形交通安全 みがわり人形としてその利生が実話として語られて いる。5メートルの崖から 車とともに落ちた姫路市野 中町、三木満さんがその人 で、かすり傷もせず奇蹟的 に助かったのである。この 情景を描いた額が奉納され ている。
駐車場より十二支厄除石段及び 七福神あり


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